弁護士コラム

交通事故で弁護士に相談するタイミング

交通事故で弁護士に相談するタイミングは?

交通事故で弁護士に相談するタイミングは?

交通事故の被害で怪我を負った場合、弁護士を雇うことで慰謝料が増額になるケースがよくあります。弁護士に相談するタイミングは、怪我の治療が終了した後がベストだといわれていますが、状況によっては、すぐ相談をした方がよいケースも存在します。

すぐ相談をした方がよいケース

・入院をするような重傷を負った
入院をするような重傷を負った状況では、弁護士を雇った方が収支的に得になる可能性が高いと言えます。

・死亡事故の被害に遭った
死亡事故の被害の場合は、弁護士を雇った方がほぼ確実に示談金の増額幅は大きくなります。

・弁護士費用特約に加入している
弁護士費用特約が利用できる場合は、すぐに弁護士に相談を持ちかけるべきでしょう。

弁護士への相談を検討した方がよいタイミングは?

・治療費の打ち切りを宣告されている
治療費の打ち切りを宣告されても、まだ治療が必要である事実を証明できるなら、それ以降の治療費の請求は認められます。

・後遺障害認定の認定結果に納得できない
不適切な認定結果になる理由の大半が提出書類の不備・不足なので、弁護士に任せることで認定結果が変わる可能性は十分にあります。

・過失割合や示談金で揉めている
加害者側が主張する示談の条件がおかしいと感じる場合には、弁護士に相談して内容を確認してもらいましょう。示談が成立する前であれば、まだ示談条件の見直しは間に合います。

しかし既に示談が成立してしまっていたり、損害賠償請求の時効を迎えている場合は、弁護士への相談が間に合わないケースもあります。納得にいかない場合は一度弁護士に相談しましょう。

相談費用

弁護士への法律相談にかかる費用は、30分あたり5,000〜1万円が相場です。最近では初回相談を無料で受け付けている弁護士事務所も増えてきています。

依頼費用は、成功報酬は加害者から支払われる示談金から差し引かれる形式が一般的。そのため、着手金が無料の弁護士事務所に依頼をした場合には、弁護士に直接支払う現金を用意する必要はありません。

交通事故は事故後の対応で、示談金の金額が大きく変わります。手続きの進め方や保険会社とのトラブルなどでお悩みの場合は、一人で悩まずにお気軽に弁護士にご相談ください。